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充実した3ヶ月間

第1章 序章


旧校舎で朴とタツキは新曲の練習をしていた。
「どう?出来てる?パッくん?」
「んー。もうちょっと腕をしっかりうごかして、でステップも怪しいのでちゃんと踏むようにしましょ??」
「あー!先生なんでこんな速い曲選んだのさ!」
ダンダン!
「いや、知りませんって!」
ダン!
「よりによってなんで僕がセンターなの??」
ドスドス!

…ギシ

「知りませんって」
「もっかい!見ててよね!」
「はーい」

タン、タタタタタタタ

ダン!

ミシッ!

「…え」
「あ、危ない!」
ギュっ
朴が思いっきりタツキの腕を引っ張った。

ミシッ
バリィ!

「「え??」」
先ほどまでたつきがいた場所に大穴がぽっかり空いていた。」

「わーぁ…。」
「ぱっくん…。」

どうしよう。


「えー朴がやらかしたおかげで、ダンス部が目をつけられましたぁ。」
「このバカ」
「なにしてくれてるんだよ。」
「ちょっと待って!!僕じゃないタツキ先輩です!!」
「うわーん。ごめんよぉー!」
「「「しょうがないなー/ですね。」
「ちょっと!なにこれ!僕と扱いちが「朴うるさい」…ハイ」
「で、君たちは自宅謹慎…なんだが、それ通用するのタツキぐらいで、他は辛いだろ??」
クロノス学園の自宅謹慎は寮ではなくほんとに自宅に帰るのだが、共働きが多いこの世の中自宅へ帰るのがつらいのは朴も同じだった。
「で、それをやられると困るのは残された2Aトリオなわけだ。(ドヤァ」
「え、なんで先生ドヤってるの」
「2Aトリオと言いたかった。」
「楽しそうで何より。」
「うん楽しい。」
ランラン
「とりあえず続きをお願いします。」
「うん。でね…
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