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充実した3ヶ月間

第2章 第一章 泉


バターン

!?
「え、なに。今の音…」
「ちょ、誰か見てきてよ。
…友美見てきて。」
「え、僕?」
「力強いから大丈夫」
えーとか言いながら行ってくれた。
ガラッ
「…え?」
友美の動きが止まった。
「何だった?」
「ちょ!?待って!え!?本物?」
なんで友美焦って…
「「「お邪魔してます」」」
!?
まずい、何で…
「ここにさくらさんいらっしゃいませんか」
ちょ、全員指ささないで
「え、なんでさくら知ってんの??」
「…旅館のお客さん」
「「「ちょっと面かせや」」」
「まて、話せばわかるから!」
「盛り上がってるとこ悪いんだけど、ちょっと説明してもらえない??」
「なにをですか?」
「このBGMと化している曲のことについて」
オワタ。

私たちのことについてざっとアルスメンバーに伝えた。
メイトであること。この集まりはアルスの曲を皆で踊ろうと集まった同志だということ。たまに体育館を借りて練習していること。
「…で最近朱里が入ってくれたので、五人の曲を踊れるようになったので練習していたんです。」
「へー…。うん、いやこんな近くに俺らのメイトがいてくれてたなんて、…世間も狭いねー。」
「ねーねー、僕たちに見せてよ!」
「…なにをですか??」
「踊ってるとこ!」
たつきっくがそういってくれるのはうれしいけれど…。
「でもほんとに最近練習し始めたばかりだから…。」
「いいじゃん!ダメだったら俺ら駄目だしするし」
「先生駄目だしするの」
「プレッシャーかけてあげないでください」
泉さんさらっと踊ること確定させちゃったよね。
「さくらやろうよ!!」
「そーだよ。見てもらえる機会なんか普通ないんだから」
お、おぅ。

「…どうですか。」
踊ったのは『ビバはぴ』
今のところ一番覚えている奴がこれだったのだ。
アルスメンバーは考え込んでしまった。
「…正直に言っていい?」
「「「はい」」」
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