第2章 黄瀬涼太編
オレは女の子に振られた事は無いんスよね~
いつも女の子たちにちやほやされ、それにモデルだからオレのファンも多いし。
つか、オレはまともな恋愛をしたことが無いんスわ。
大抵告白してくる女の子は、オレの権限を使いたいだけで、自分の価値を高めようとする奴らばかり。
うんざりしてたんスよ。
前に付き合ってた女もそんな感じだったから。
だけど、うちのバスケ部のマネジャーは違う。
オレ自信をちゃんと見てくれる。
……彼女が、欲しい。
オレは、今片想いしている……
彼女を想うと胸が苦しくて辛い……