第1章 黒子テツヤ編
*NG*
「水城さん、聞いてください。
…ボクは水城さんが好きです。」
黒子はドキドキを押さえられずアリサに告白した。
暫くの沈黙。
沈黙を先に破ったのはアリサだった。
アリサ「ね、黒子くん」
黒子「はい。」
アリサ「……告白したんだよね。」
黒子「はい。」
アリサ「それってさ、どういう事?」
黒子「え?」
アリサ「誰に向かって?」
黒子「?……Σ」
―黒子まさかのミス!!
彼女に向けての告白が、緊張し過ぎて自分の持つボールに告白!!
アリサ「黒子くん……。」
黒子「……本当に申し訳ありません。」
黒子の心は立ち直れないくらい深い傷をおった。
アリサ「Σえ!
ちょ、黒子くん!!
大丈夫なの!?」
黒子「だいじょばないです……」