第1章 黒子テツヤ編
私…
告白されたの?
また黒子くんは私を見た。
「ボクは水城さんが好きです。
ずっとこの気持ちを抑え続けていたのですが…
限界なんです///」
あの綺麗なスカイブルーの瞳に、気持ちを吸い込まれた私は、頬を赤めて言った。
黒子くんが大好き。
私は黒子くんの事、ずっと気になっていたんだ。
黒子くんから告白されて、嬉しいよ。
私がそう言うと、黒子くんの顔は私の顔に近づいてきた。
と思うと、前からギュッと抱き締めてきて私の耳元で囁いた。
「キス、しても良いですか?////」
私は微笑んで言った。
うん…///
チュ……
それはとても素敵で甘いキスだった。
「下の名前呼んでも良いですか…?
アリサと呼び捨てで。」
私はこくりと頷いた。
いいよ、私もテツくんって呼びたいからと。
「ありがとうございます、アリサ…」
黒子くんはきゅっと私を抱き締めた。
私は、二人だけしかいない体育館で黒子くんとキスをした―