• テキストサイズ

あなたへの想いを伝えたい【黒子のバスケ】

第4章 青峰大輝編


いつのまにか青峰くんにお節介な事をしているんだろうな…
イヤイヤイヤ!!
私は正当な事をしているよ!!

そんな自問自答を繰り返していると、ある場所に着いた。
私は屋上にようがあった。
青峰くんサボりスポットの一つだからだ。

ごろんと横たわる陰。

「んあ?
こりねぇ奴だなオマエ。
俺は練習なんて、しねぇから。」

青峰くんはあくびをして言った。

私は怒る気力はない。
青峰くんに怒ったって、何も解決しないから…

私は青峰くんに押し付けがましい事をしてるよね…ごめん……と謝った。
いつの間にか、私の目には涙が浮かんでいて、青峰くんを見つめていた。

「……っ!?
どうして泣いてんだよ……」

私はその場で泣き崩れた。
青峰くんは戸惑いを隠せないらしく、なだめる声が少し震える。

「その、だな……
俺はお前を泣かしたい訳じゃねぇんだ。
だから、な……。」

青峰くんは私の背中を抱いた。
私は青峰くんが好きだからほっとけないの……
けど、私は何一つ、青峰くんの気持ち分かってあげれて無いんだよね……

青峰くんが私を見て、口を開いた。

「俺は、意地悪でお前を…アリサを困らせちまった。
俺はアリサが好きだから、悪ぃ事したな。」

私はえ?っと青峰くんに顔を向けて答えた瞬間、不意に唇と唇が重なる。

チュッ

「少しは泣き止んだか?////」

私は青峰くんにぎゅっと抱きついた。

「俺はアリサが好きだ。
もちろん俺の彼女に……なるよな?」

私は一筋の涙を落とした。
彼女にして欲しいと。
/ 45ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp