• テキストサイズ

あなたへの想いを伝えたい【黒子のバスケ】

第3章 緑間真太郎編


ここに来たのは良いけど…
緑間くんはどこ?

…あ、いた……

「水城、遅いのだよ。
暇だったからシュート練習をしていたのだよ。」

緑間くんはいつも部活が終わったら、体育館の中で一人、地道にシュート練習をしている。
チーム内では偉そうに見えて、真面目な人なんだよね緑間くんは。
私は思わずクスッと笑ってしまう。

「な…///
何が可笑しいのだよ!!///」

真面目な人だな~って感心してるの~!!
私はにこにこして言った。

「ちゃかすなっ!」

私は、緑間くんの照れた顔が好き。
真面目な性格もすべて。

「…………アリサ」

すると、緑間くんがボールを持ったまま、ぶつぶつと何かを呟く。
緑間くんは私を一瞬だけ見て、持っているボールをゴールにバサンッと音をたてて入れる。

「オレの女神…水城アリサ。」

ボールが体育館に跳ねる音で緑間くんの声がかき消された。
え?なんて言ったの?
聞き間違いかな……私は思わず顔を赤らめた。

「オレのラッキーアイテムは、アリサだ。」

私は思わず照れてしまい、緑間くんに背を向ける。
すると、緑間くんは持ち直したボールを地面に落とすと、私に近づいて来て後ろからゆっくりと抱き締めた。

「オレは嬉しい。
アリサがくれた物は全てオレにとってラッキーアイテムなのだよ///
率直に言うとだ……オレは、アリサが好きだ。」

私は振り返り、私も緑間くんが好きだよ、と言い緑間くんに見とれる。
顔が火照り、緑間くんは私に目をつぶれと言った。
緑間くんは顔を近づけてきて、少しぎこちなく唇と唇が触れる。


チュ


「アリサはオレの彼女だ////」

緑間くんは私をまた抱き締めながら言った。

私も大好きなのだよ♪
/ 45ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp