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お腹が鳴るころに(黒子紫原同級生夢)R15

第3章 合宿へいこう!


 自分でもどこがどうつぼに入ったのかはわからない。
 でも好きになってしまった以上尽くしてあげたい。
 まあ、体でっての勘弁だけど。
 あたしは携帯で色々なレシピをのぞく。
 甘いものがいいかな? ああ、でもみんなも食べたいよね。
 わくわくしながら、色々なお菓子を練習する。
 恋愛って楽しいかも!
「なぁに、最近からおいしいにおいがする~」
「レシピ、いろいろ練習してるんだ」
「完成品くれないの~?」
「当日ドッキリさせたいからね~」
「ふぅん、残念」
「でもお菓子はあるよ」
「わあい」
 無邪気にはしゃぐ紫原に、大袋のスナック菓子を渡す。
「オレこれ好きなんだよね~」
 知ってる。わかってて買ったから。
「紫原夫婦いちゃついてる」
 笑いながらクラスメイトがはやす。
「いえ~い?」
 ふざけて紫原がピースする。
 どっと笑いが起きる。
 ちょっと恥ずかしい。
「写メとってあげるよ~」
「えっいいよ」
「もう撮っちゃった」
「えー」
 そう言ってクラスメイトはいちゃついてるあたしたちの写メを見せてくれた。
「送っとくねー」
 その写真、保護しとこう。
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