第7章 【パンチヒーロー】後編
「中も綺麗にしましょうね」
そんな言葉から始まった
中への愛撫は人差し指、中指と、
徐々に増やされていった。
既に蜜でいっぱいのそこは
きゅうきゅうと締まって
鬼灯様の指を圧迫する。
緩急をつけて抜き差しされ、
根元まで挿入した状態で
内壁を引っ掻くように乱される。
快感が這い上がってくる。
ぞわぞわと、せり上がる。
「ひ、ああっ……だ、め、
そこ、……やだぁ……っ」
強いオーガズムの波を感じて
思わず内腿に力を籠めた。
しかし、閉じようとした脚を
鬼灯様が許すはずもなく
いとも簡単に開かされてしまう。
先程よりも大きく開かされた
脚の合間、濡れた彼の着物。
この地獄で最も高級な絹を
織り込んだそれに、私の
恥辱に満ちた愛液が付着している。
淫猥で、愚かしい
優越にも似た背徳