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(R18) 雑草ノ花 (弐) ─鬼灯の冷徹─

第4章 鏡ノ塔


.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。

ただただ訳が分からなかった。

何度も、何度も
卑猥な夢でだけど
顔を合わせていた

ヒトではない男二人が
突然部屋にやってきて。

口々に結婚してくれって
迫って、今度はバイト先に
乗り込んできて。

極めつけは何だ。これだ。

「お墓ですよね……ここ」

急にドライブに誘われて、
行き着いた先が山奥のお墓。

恐怖を通り越してパニックだった。

幸いなことに鬼灯……
ええと、加々知さんは
不穏な気は纏っていない。

悪い人ではないみたいだけど
考えていることはさっぱりだ。

「ねえ、加々知さんってば」

「理由は後で教えますから。
今は貴女も手を合わせなさい」

「……はい」
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