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淡い恋心

第14章 男の悩み【凛+宗/B】



「詫びに俺が抜いてやるからさ、機嫌直せよ?」

『えっ……だ、ダメ!勝手に触ったら兄ちゃんに怒られるから』

「じゃ、兄貴には内緒で……ここはキツそうだぜ?」

『あっ……そ、宗くんダメっ』

宗介は望に近付き「兄貴には内緒」と、耳元で甘く囁いてやる。
ズボンの上から望自身を掴むと、小さいがしっかり起ち上がり触って欲しそうに主張している。
宗介は吐息混じりに望の耳を舐め、片手で自身を包み込む様に擦る。

兄の部屋でもあるので、いつ帰って来ても可笑しくはない。
望はダメと宗介の胸を押して軽く拒むが、躰は正直に感じて本気で嫌がれない。

「あ?……お前ってまだ童貞なのか?」

『童貞って何?』

「っ……知らねぇのか」

『うん、兄ちゃんは教えてくれない』

(凛の奴、業とか?)

望は本当に可愛い顔をしている。
こう襲っていると、まるで幼い頃の凛を襲っている感覚になってしまう宗介。
それはちょっと燃えるので、望の「何?何?」攻撃を軽くあしらい、再度愛撫に専念する。

直に聞こえる様に耳朶をちゅっちゅっ音を立てて吸い付き、耳の中に熱く太い舌を捩じ込む。
望のズボンと下着を、一気に下ろし彼自身を掴む。

『ぁあ……耳ぃ……やだッ』

「何を考えてこんなに起たせたんだよ?」

『……っ……兄ちゃん見たいに……大きくしたくてっ』

「まぁ、望も男だもんな……分かった、俺がデカくしてやる」

宗介が触る前から望自身は既に先走りで濡れて起っていた。
耳元で意地悪に問い質すと、顔を背けて恥ずかしそうに本音を告げる望。

宗介は(可愛いな)と思いながらクスッと笑い、相手の頭を撫でて下へと下がる。
そして望自身を、玉袋ごとパクっと口に含む。

『やだァ!……そういう意味じゃないっ!』

「んっ……ほら、デカくなったじゃねぇか……つーか、お前のは本当に小せぇなぁ、凄ぇ可愛い」

『可愛いもやだァ!……あっ!……吸わないでぇ』

可愛いだの小さいだの自分が一番気にしている事を言われ、反論したい望だが宗介の愛撫に抵抗出来ない。

下唇で玉袋を揉まれながら舌は望自身と絡み合い、先走りが溢れて来ると業となのか、宗介は厭らしく水音を立てて吸い上げる。

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