• テキストサイズ

淡い恋心

第11章 秘密【宍戸/N】



『あぁ!』

「!?」

「ん?……今何か言った?」

「俺は何も言うてないで……慈郎の寝言とちゃう?」

俺が悠鬼の胸を揉んだ事で彼女から今まで聞いた事ない声が出ると、それがロッカーの外へ聞こえてしまい俺は盛大に肩を跳ね上げて驚く。
周りが賑やかだった為見付からずに済んだが、俺は悠鬼の胸から手が離せずにいた。

予想より凄く柔らかくて気持ち良くて……

『ん……亮くん、もう少し優しくして?』

「わ、悪い……」

悠鬼自身も驚いたのか、目尻に涙を溜めて恥ずかしがっている。
確かに彼女の躰は魅力的だけど大事にしたい気持ちは強いので、俺は慰める様に悠鬼の唇にキスをする。

『んぅ……亮くん……』

「……っ……やっぱり我慢出来ねぇ、抱いて良いか?ちゃんと優しくするから」

胸から手を離した俺は悠鬼の躰を包み込む様にぎゅっと抱き締める。
大胆な行動をして来た悠鬼だけど羞恥心はある見たいで、俺の腕の中でコクンと小さく頷く。

それを合図に躰を離し、またお互いの唇を重ねる。
今までは触れるだけの簡単なキスだけだったが今回は違う。
悠鬼の口を割らせると、舌を侵入させて相手の舌をツンツン触り、ぎこちなく戸惑うそれとねっとり絡める。

『ふぅ……ぁっ……んぅ……』

角度を変えて悠鬼の舌の感触と、隙間から漏れる甘い喘ぎ声を堪能する。
そして再度胸に手を伸ばすと、今度はそっと壊れ物を扱うかの様に優しく触れる。

下から上へと揉みしだき、その度に悠鬼は可愛い声を漏らし続ける。

『ぁあ……はぁん……りょ……くっ……』

「悠鬼、可愛すぎっ……もっと聞かせろよ」

俺は先程のお返しに悠鬼の脚の間に自分の片脚を入れ、太腿をグッと持ち上げる。

『ひゃ!……んぅー!!』

下着越しに秘部を押し上げ、グリグリ太腿を動かす。
刺激の強さに悲鳴を上げた悠鬼に、またキスをして声を俺の口内で出させる。
彼女が自分の愛撫で感じてくれる度に、乱れた姿を目にする度に俺の股間も正直に反応する。

悠鬼と一つになりたいと……

/ 271ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp