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淡い恋心

第7章 密室【凛/B】



ニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべる凛。
望自身を剥かない様にと、器用に扱く指は強弱を付けて刺激する。

責任を取るなんてヤる為の口実だが深く考えず、今は弟との行為を楽しむ。
可愛気のある内は、一切手放す気はないのだ。

『い、イク!』

「イケよ」

望自身を手で包み込み、望は凛の手の中で、凛は弟の尻のナカで達する。
手放すと相手は脱力して雪崩れ込み、虚ろな目をしている。

そんな弟を見下ろす凛は、自分の欲が付いた自身に望の欲を塗りたくる。
上に跨ると自分自身を、相手の口元に近付け…

「望、綺麗に舐めろ」

『え?』

「え、じゃねぇよ……舐めて綺麗にしねぇと帰れないだろ?……これが何度もお前を犯してイカしたんぜ、ちゃんと味わえよ」

『……っ……ぅうん』

兄のだけじゃなく自分のまで付いている凛自身を舐めたくはないが、目の前にある大きい塊から目を離す事等出来ず、そっと小さく口を開く望。
戸惑いながらもチロチロ尖端を舐め、凛自身を口に含む。

これも兄が教えた行為。
チラっと上を見れば、気持ち良さそうに自分に感じている兄の姿。

「そうそこっ……舐めて……はぁ……」

『んぅ……ぁあっ』

出したばっかりなのに凛を見て居ると、また望自身も触って欲しいと主張し始める。
それに気付いた凛は、弟のも触ってやりグチュグチュ扱いてやる。

自分自身を舐められているのが焦れったくなった凛は、もっと快感を求めて望の口内に自身を押し入れる。

『んぅうー!!』

苦しそうに涙目を浮かべている相手は、益々凛を興奮させるだけで、本能のままに腰を動かす。
喉の奥まで届いてしまう兄自身を離そうと拒むが、後ろには鏡があってそれを許してはくれない。

吐き気まで覚える行為だが、望自身はそそり起って腰を浮かせている。

「ちゃんと全部呑んで味わえよ?……いっぱい出してやるっ」

『……っ!?……ふぅんー!!』

朝も散々出したというのに、兄自身からはまた濃くて熱い大量の欲が吐き出される。
同時に望自身もまた、凛の手の平でイカされてしまう。

「全部呑むまで抜かねぇからな、望」

『んぅ……』

見下す様な冷たい視線。
それに逆らえず、苦しさに耐えながら必死に兄自身の欲を呑み込む望。

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