第19章 プロフェッサー×No.3ホスト【愛欲オリ/B】
「柵に手を付いて尻を向けろ。」
「うぅ…っ…」
「もっとだ、私に尻の穴もきちんと見える様に腰を高く上げろ。」
「や、やだ!これでも恥ずかしっ…あ゛ァ!!」
薫の持っている鞭は、授業で使う指示棒くらいの短い物なので、ピンポイントで玉袋だけを叩く。
激痛が下半身を襲っても、祐斗自身は上を向いてそそり起っている。
「痛くされても勃起させているクセに、今更何が恥ずかしいんだ?」
「ち、違っ…」
「ふっ、いつまで強気で居られるか見物だ…私を愉しませろ祐斗、精々足掻いて見せるんだ。」
背後から近付き祐斗を抱き締めた薫は、耳元に口を近付け普段よりも低く色気を含んだ声色で囁く。
祐斗の耳が赤く染まるのを見れば、カリッと甘噛みをしてやる。
言葉とは裏腹に相手の身体は、素直に可愛い反応を見せる。
すると不意に、自身を締め付けられる感覚が祐斗を襲う。
「…ぁっ…な、何して」
「直ぐにイッてしまったら面白くないからな…私が許可するまで逝くなよ?」
「ふ、ふざけるな!…こんなのっ」
「この手も邪魔だな。」
「あっ!?」
薫の言葉に恐怖を覚える祐斗は、拘束されていなかった手で自身を縛っているベルトを外そうとするが、それを阻止されてしまいベッドの柵に両手首を固定される。
両手を柵に縛られ、膝立ちの状態で尻を突き出している祐斗は、羞恥心で怯えた表情をしている。
体格を見れば祐斗の方が力がありそうだが、薫は見た目と違い馬鹿力なのだ。
「そう怯えるな、良い男が台無しだぞ?」
「だったら外せよッ」
「そうだな、貴様の口から素直に私を欲しがれば外してやる。」
「要らねぇよ!俺はずっと攻めで売ってんだよ!」
「そうか、それは残念だ。無駄に足掻いて、私の責めに耐えると良い…逝けないままなァ」
薫の妖艶な笑みは、祐斗の全身がサァーと血の気が引く様な感覚を襲い、また鞭で尻をブッ叩く。
「あ゛ァ!…もう、ケツがっ」
「あぁ、真っ赤な林檎の様に腫れているな…美味そうだ。」
「い゛っ!?…あァー!!」
赤く腫れ上がった祐斗の尻に指先で撫で、舌を這わせると口を開いてガブッと痛いくらいに噛み付いてやる。
部屋中に響く悲鳴に近い祐斗の喘ぎ声は、薫を益々興奮させるものにしかならない。