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大嫌い

第2章 大嫌いⅡ -出会い-


?「ねぇ、聞いてる?」
その声で私は我に返った。...見惚れるてた?私が? まさか、ね
?「俺の名前は湊弥(そうや)。山を散歩してたら道に迷ってふらふらしてたら君が此処で泣いてた、だから俺が声をかけた。」
湊弥「他に何か質問は?」
海央「ない...です」
道迷ってふらふらって...凄く能天気な人だ。
私は無意識にクスリと笑っていた。
湊弥「やっと笑った」
そう言って、いつの間にか私の前に座っていた湊弥も微笑んだ。
まるで自分の事のように笑う
不思議な人だと私は思った。

湊弥「そう言えば、帰り道分かる?」
ああ、そっか。この人道に迷ったんだって言ってたな。
私はコクリと頷く。
湊弥「良かったー、もう暗くなるしさ夜道危ないから一緒に山下りよう?って俺が一人じゃ帰れないんだけどね。」
へらりと湊弥が笑う。
私もクスリと笑う。
海央「しょうがないから帰りましょうか何かの為の護身用にもなりそうだし」
冗談めかして言う。

そうして、立ち上がって制服についた土などを払い私は湊弥と一緒に山を下りた
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