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大嫌い

第1章 大嫌い Ⅰ


だから、1分1秒でも時間を無駄にしたくないんだ。

数分して皆、決まったのかメニューをしまい始めた
梨子「皆決まったみたいだねー。店員さん呼んじゃうね。」
と言い机に置いてあった店員を呼ぶためのボタンを押すと、”ピンポーン”という音が店内に響き渡った。

すぐに店の制服をまとった可愛らしい店員が私たちの席に来た。
店員「ご注文お伺いしまーす!」
笑顔ではきはきとした声で尋ねてきた。
皆、メニューで決めていた商品を注文すた。
店員「もう1度ご確認しますね……」
確認を終えると店員は店の奥へと消えていった。

由花「海央、最近そっちの高校はどう?」
ふいに由花が訊ねてきてきた。
海央「う~ん、あんまり変わったことはないかな。あ、そういえば、明日”転校生”が来るって先生が言ってたかも。」
星奈「転校生か、こんな田舎に珍しいね。てかてか、男子かな!?」
異様に星奈が訊ねてくる。彼氏でも欲しいのかな。
海央「それは、まだわからないけど星奈、彼氏でも欲しいの?」
星奈「へ!?そそそそういうんじゃないよ~」
顔の前であわてたように手を振る。 こりゃ、図星か。
奈美「星奈ね、1週間くらい前にね彼氏にフラれちゃったんだって。それで、毎日『いい男はいないかぁいい男はいないかぁ』って観察してるんだよ。」
星奈「ちょ、ちょっと奈美~。」
星奈、彼氏いたんだ。やっぱ、他校だと知らない事増えるな…何か少し寂しい。自分だけ何か置いて行かれてるみたいで。 話についていけないや。
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