第1章 出会い。
NOside
その夜。
シン「ここが俺たちが今夜泊まるところさ。空いてる部屋が二部屋しかないから俺とワカナとジャーファル。ヒナホホとルルムとヴィッテルとマハドでいいかな?」
ジャ「いいとおもいますよ。」
ジャ(それならこいつをみはれるからな…
シン「ワカナはそれでいいかい?」
ワカナ「うん!もちろん。でも本当にいいの?一緒に泊まらせてもらって…?」
シン「あぁ。もちろんさ!女っ気のない俺たちシンドリア商会にもたまには女性がいてくれると俺としては嬉しいからな。ワカナみたいな綺麗なお嬢さんならいつまでいてくれても構わないよ。(ニコッ」
ジャ(はぁぁぁ…得体の知れない女口説いてなにしてんだこの人…
ワカナ「あ、ありがとう。///」
シン「じゃあそろそろ寝ようか。おやすみ。ジャーファル、ワカナ。」
ジャ「では。おやすみなさい。」
ワカナ「おやすみ。」
一時間後…
シン(スースー…
ジャ(寝たか…?
ワカナ(寝たのかしら… ?とりあえず今日のこととこれからの方針についてイスナーンに伝えなきゃいけないのよね…。
ワカナ(不意に外に出る
ジャ(やっぱり動いたか…とりあえず後をつけるか…
シン「まて。ジャーファル」
ジャ「シン?!起きてたんですか?それよりやっぱりあの女…何か隠してますよ!危険じゃないですか!!」
シン「男は危険な匂いのする女性に惹かれるものさ」
ジャ「そういうのじゃなくてですね!?」
シン「まぁまぁ。落ち着けよ。おそらくパルテビア辺りのスパイだろう。気にすることはない。」
ジャ「スパイってわかってて何で!?」
シン「彼女は俺たちに手を出せないと思う。」
ジャ「はぁ?なんでですか?」
シン「俺のカンさ!まぁ一週間待ってくれ。それまでにはスパイじゃなくなってると思うぞ?」
ジャ「はぁ…わかりました。一週間以上は待ちませんよ?無理だった時は…知りませんよ!!」