第1章 出会い。
ワカナside
シン「…結局何だったんだ…?…大丈夫だったかい?お嬢さん。」
ワカナ「うん。…大丈夫。///」
なんか、こいつに見つめられると顔が熱い…
…じゃなくて!本来の目的はこいつを堕天させることなんだから!しっかりしなきゃ…!///
シン「俺はシンドバットっていうんだ。よければもう夜遅いし送って行くよ。」
ワカナ「ありがとう。…でも私、この村の住人じゃないの。旅してたんだけど…その、急にさっきの少年に攻撃されて…」
シン「そうだったのかい。それは災難だったね。もしよければ今日は俺達の宿に来るかい?」
ワカナ「いいの…?、」
シン「もちろんさ!多分俺の仲間が近くに来てると思うから…合流して宿に戻ろう。」
ジャーファルside
ジャ「シンー?シン!何処ですか?」
ヴィッテル「全く、シンさん。足が早いですね!」
ヒナホホ「こう路地が多いと迷って仕方ねぇ。確かここら辺に入って行ったような…」
シン「シンおーいみんな!ここだ!」
ジャ「シン!急に走り出さないでくださいよ!それで、何かあったんですか?」
シン「さっきのジュダルとかいう少年がこの人を攻撃していたんだ。もう夜遅いし女性一人だと危ないから今夜は同じ宿に泊めてあげたいんだが…いいよな?」
ヒナ「俺は構わねえぞー!」
ヴィッテル「いいと思います!」
マハド(コクコク
ジャ「全く…好きにしてください。どうせ雑魚寝ですけどね。」
それにしても…この村の住人ではなくてあの害虫〈ジュダル〉に追いかけられていて傷一つないなんて…怪しい
行動を見張るか…。