• テキストサイズ

何事も第一歩から始まります〜冒険の一歩〜

第2章 全ての始まりの2歩


〜アリババside〜

アリ「アオバ!!」

目の前からアオバがいなくなった
不思議な力で女の子を助け落ちていった

ブー「ああ、良かった無事だった…」

ブー「おい、お前早く車を出せ!」

おい、誰か助けろよ!!

ブー「チャンスだ!砂漠ヒヤシンスは
“エサ”を食っとる間は動かん。」

死んじまうよ…

ブー「あの大きさの“エサ”ならそうすぐには食い終わらんだろう」

ブー「ワシの酒を逃がそう!!早く!!」

誰か 誰か…

ブー「ホレホレ酒を運べ!!」

ドン

ブー「お前は働きがいいから、特別に金を多くやるぞ。2倍がいいか?3倍か?」

ブー「ん!?」

ブー「あーー…泣くな女よ。お前の子供は助かっただろう?何をそんなに泣く必要があるのだ?もしやあの運転手の母親か?」

ブー「なら、あの運転手の“代金”なら
ワシがいくらでも“払ってやるから”…」


ガツ!!

誰かじゃねえよ!!

殴られブーデルは飛んで行く


アリ「てめえの汚ぇ酒で!!!」

アリ『人の命が買えてたまるか!!
バカ野郎!!』

アリ「アオバ!今助けるぞ!!」

ワーッ

ワーッ


アリ「くそっ…くそっ!!
やっちまった!!あれだけ我慢してたのに全部………」

アリ「でも、今はそんな場合じゃねぇ!」


アリ『アオバ!!』


アリババの脳裏にアオバとの
思い出がよぎる


「アリババ先輩!」

「いっただっきまーす!!」
「お前、よくそんなに食えるよな」
「だっておいしーですもん!」

落ち込んでる時だって

「アリババ先輩!元気だして下さい!」
「アオバ…俺もうダメだ…」
バチン
「いって!なんで殴るんだよ!」
「なんでじゃないですよ!目の前でクヨクヨされるとイライラするんですよ!それに
[絶対ダメなんかじゃない]です頑張れば
いつかいいことありますよ」

アオバの笑顔にどれだけ助けられたことか
/ 14ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp