第2章 2.ホームの君
二人がやってきたのは少しはなれた丘の上
小さな公園があり、そこからは海が見える。
ちょうど日が落ちて空がピンク色に染まっていた。
「・・・きれぃ・・」
「俺の秘密の場所。」
「よくくるんですか?」
「そうだな。・・誰かに教えたのは#NAME1#が初めてだ。」
「//////。」
俺の一言にいちいち頬を染めるお前がたまらなく愛おしい。
「#NAME1#・・・」
お前の名前を呼べば、頬を染めた顔が首をかしげてこちらを見る。
愛おしい
その気持ちのまま頬に手をそえると、ひんやりとした肌の感触が伝わった。
少しびっくりするように目を丸くしてこちらを見る#NAME1#。
数回頬をなでればじっと見つめられ、逸る鼓動を必死で抑える。
もう片方の手を頬にあて、両手で包んだ#NAME1#の顔をそっと上げた。
「-------!!!///」
ガキみてぇに恐る恐る、あわせた唇。
柔らけぇそれと温もりに、欲望がふつふつとわきあがる。
「#NAME1#・・・・好きだ。
俺と付き合え。」