第2章 2.ホームの君
「好きだ#NAME1#。俺と付き合え。」
頬を染めて、目をまんまるにしている#NAME1#。
ニヤッと笑うローは確信犯。
ニコッと微笑んだ#NAME1#は
「あたしも・・・ローさんが好きです///」
・・・やべぇ。
照れながら気持ちを伝えてくれた#NAME1#が可愛くて、
俺はそんな#NAME1#を両腕の中に閉じ込める。
#NAME1#の存在が体温で伝わってくる。
「こんな気持ちになったのも、#NAME1#が初めてだ。」
#NAME1#の耳元で囁けばまた真っ赤になって照れる#NAME1#。
クククっと笑って
「責任とれよ。」
そう呟いて、約束だと恋人の唇に二度目のキスをした。
7:45
ホームに着き向かいのホームを見ると
そこにはローさんの姿。
笑って手を振りながら、口だけ動かして”おはよー”と言う。
それに、フッと笑いながら片手を挙げて応えてくれるローさん。
それから、顔を見ながらメーでやり取りするのは新たに加わったこと。
[寝癖ついてるぞ。]
そんなメールがきて、とっさに髪を手櫛でとかすと
目の前で笑いながらメールを打つローさん。
[ウソ。]
~~~~~/////!!!
ちょっと怒りながらローさんのほうを見ると
またメールが。
[今日もお前は可愛い。
バイト終わる頃に迎えに行く。]
そんなメールがくるもんだからすぐあたしの心は満たされる。
出会いは駅のホーム
決して交わることはないと思っていたあたしたち。
でもこうして運命は必然的にあたしたちをを引き寄せて
今、お互いの存在を側で感じている。
Fin