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恋しちゃってるようで

第2章 最悪運者の目撃


「よーしほかの奴ら集合!
…の前に、マネージャーの入部どうする?」

『ど、どうする、と言いますと』


もちろんお断りといいたい。
だが、澤村先輩から直々にお願い申し上げられている。

しかも堂々私はここに来ている。


これ詰んだね、どんだけ私ってお人好しなんだろう。

『“俺が、新入生の試合に勝ったらマネージャーやれよ“





って影山に言われたんで、もしも田中さんチームが勝手無事にあいつらが日したらにしようかなって』

「あいつら勝つ気満々だな。

わかった、入学んときに貰った入部届けにマネージャーってことだけ書けばあとはわかるだろ?それを土曜日までにだしてくれればいいから」

澤村先輩にはい、とだけ答える。
なんか田中さんと影山いるなら勝ちそうな気がしてきた。これはマネージャーになるのかな。

めんどくさいから入部届け書いとくかな。
そういえば相手の一年って、誰だろう?

中学のときはとてつもない人数の部員数だったからここはちょっとだけ霞んでたけど、それにしても少ないわけじゃない烏野高校バレー部を見渡しても

私からは新入りの顔なんて見分けることも出来ずに、一人一人見渡しながら首をかしげた。


そんな私を見ていたかのように、澤村先輩がおもむろにあっと声を上げると



「には、影山たちと同じ入部予定の一年、紹介しておきたいんだけど。そのほうがいいよな」



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