第1章 無関心彼女の憂鬱
『わたしがマネージャーをやりたくない理由は三つあります』
「は?三つ?」
わたしを取り囲んだ巨人(一人はミニマム)。
それに怯える暇もなく、淡々と言葉を並べる。
『1つ、朝練のせいで影山に起こされた分の睡眠ができないから
2つ、夜も帰りが遅くて睡眠時間が削られるから。
最後は、休日練習のせいで午前中はもっぱら、午後のお昼寝もできないから』
「ほとんど睡眠じゃねぇか!!!!」
影山の鋭いツッコミ頂きました。
となりでは日向と田中さんがギャハハとか下品な声で大笑いしてる、ほんと解せない。
しまいには「万年冬眠」と言われた。