第7章 文化祭【坂田銀八】
凛「じゃ、席までご案内しますね。」
銀「あ、いや、いい。」
凛「え?」
銀「俺は自分のクラスがどんな具合か様子を見に来ただけだ。仕事が少したまり気味でな。もう戻るよ。」
凛「そうですか…」
もう少し一緒にいられると思ったのに、少し残念に思う凛。
銀「でもちょうど一息つきてぇトコでもあるな。でもあんまゆっくり出来ねぇからよ、俺んとこにデリバリー頼めっか?国語資料室まで。」
凛「お安いご用です!!」
銀八先生の頼みとあらば、聞かぬわけにもいくまいと、凛は意気揚々と返事をした。
銀「ならココア頼むわ。あと、もちろん、メイド服で持ってこいよ(笑)」
凛「はい!!」