第34章 こたつ【土方十四郎】

生温いこたつの中、土方は凛の部屋着の短パンの裾からそのまま下着の中に指を差し込んだ。

「もう既にドロドロじゃねえか、おい。」
「だって、土方さんが…エッチなんだもん…」

恥ずかしそうに少し目元を潤ませる凛。これの表情がわざとじゃないというのがもう…ある意味質が悪い。
いや、自分にだけならば全然構わないのだが。

「凛…もう、挿れていいか…」

土方の蕩けたような顔つき、でもその目の奥には欲がぎらついている。
凛も体の奥の疼きを感じ、こくりと頷いた。

土方は手を伸ばして自分の上着を手繰り寄せ、内ポケットからゴムを一つ取り出して素早く装着した。
そして凛の片足を自分の腰に絡まらせた。

「力抜いてろ。」

土方は一度ゆっくり息を吐き、そしてすぐ自分の硬い肉棒を凛のなかにゆっくりと沈めていった。

「んあぁ…っ！ぅん…」
「…は…ぅ…」

ぬるりと滑らかな凛の中は熱くきつく締まっている。
土方は、先の方からジワジワと気持ちの良いソレに包まれていく感覚に腰が震えた。
そして凛は股から臍までゆっくりと体の中を貫かれる感覚に背が反れた。


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