第30章 こたつ【坂田銀時】
「銀さっ、やっ、まだっ、イッ、あぁん!」
「……ん…く……っ…」
「あ、あ、ああ…っ!!」
「…う……俺も…っ!」
腰の動きを速め、銀時も高みに登り詰めていく。
いざ、限界が来る。
という瞬間
━ ガラッ…ただいまヨ〜 ━
「「っ!?!?」」
神楽が帰ってきた。
「ぎ、ぎぎぎぎ銀さっ、かぐ、かぐ、神楽ちゃんがっ!」
「わわわわぁってる!おおお、おと、おと、大人しくしとけ!!」
「いやいやいやいや!マズイですって!」
「こ、これ以上どどどどどうしようもねえだろ!!」
慌てているこの間にも、神楽は銀時達のいる部屋に近づいている。
だが、すぐに服を整える時間も無し。
離れる時間すら無し。
「銀ちゃん?凛ちゃん?ここアルかー?」
何も成せぬまま、部屋の戸が開かれた。