第30章 こたつ【坂田銀時】
「ぎ、銀さん。スるなら場所を変えましょうよ!」
「えー…動きたくない。ダリーもん。」
「いや、今まさに体を動かす事をしようとしてますよね!?」
「それとこれは別。」
慌てる凛を他所に、銀時はスルスルと凛の着物をはだけさせていく。
「ちょ、待…最中に新八くん達が帰ってきたらどうするんですか!」
「うん、だから早くシよ。」
「止めるって選択肢は無…んむ…っ!」
後ろから抱きしめ、器用に凛の顔を自分に向かせた銀時は有無も言わさず凛の口を塞いだ。
「ぁむっ…ん、んん…っ!!」
啄むような口づけから、徐々に徐々に深くなっていく。
息を吸うために思わず開いた口に舌を捩じ込み、凛の舌を絡めとる。
舌も性感帯とはよく言ったもので、銀時の味わうようなキスに凛はされるがままだった。