第17章 誕生日【山崎退(2/6)】
「…凛ちゃん…」
僕の心の奥底の溜め込んでいた欲求が一気に股間に集結した。
あ、そういやここ数週間、一人で慰める事もしてないや。
「や、山崎さん…目が据わってます…よ?」
「僕だって男だよ。こんな可愛い凛ちゃん見てたら…我慢出来なくなっちゃうさ。」
僕は凛ちゃんにグッと顔を近づける。
美味しそうな唇に向かって。
「でも、お仕事…」
唇まであと数センチ。
「そんなの関係ないよ。今はこっちが大事。」
さあ…待ち焦がれたこの瞬間…
― ガチャッ ―
「仕事しろってんでぃ。発情期ジミー。」
ドS王子が入ってきた。