• テキストサイズ

【銀魂】春夏秋冬【裏・短編集】

第17章 誕生日【山崎退(2/6)】




僕、真選組監察方の山崎退は只今絶賛張り込み中。

目の前の店の店主の動きを観察している所だ。

僕が張り込んでいるのはその店の真向かいの建物の二階。

うっすら障子を開け、左手には牛乳、右手には僕の必須アイテム……あんパンだ。


「(あんパン生活21日目……ホシに動きはまだないなぁ…)」


いくらスーパー監察方の僕でも、そろそろこの変わらぬ日常に疲れ始めてきた。

まあこれもいつもの事なんだけど。


「(それでも僕が頑張れるのは…)」


― ガチャッ ―

「山崎さーん!差し入れ持って来ましたよーっ!!」


僕の天使、凛ちゃんがここを訪れてくれるからだ。
/ 406ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp