第10章 花火大会【沖田総悟】
凛「沖田隊長!」
サラッとした栗色の髪をなびかせるドS王子こと、沖田総悟。
沖「遅かったですねぃ。死んだかと思ってやした。ついに俺の願いが叶ったと思ったのに。」
そして凛の一応恋人である。
凛「死ねってか。死んでこいってか!沖田隊長の恋人でいられる精神を持ち合わせた物好きなんていないんですから、唯一の私を大切にしてくださいよ。」
沖「土方の次に殺ス。」
否定はしない。
そして言葉こそ乱暴だが、横から見れば沖田が少しだけ微笑んでるのが分かる。
凛「まったく…素直じゃないんだから。」
凛も少しだけ微笑んだ。