第12章 終了と友情とハンター証
「………じゃあ、カイトはを助けてくれたんだね!」
「うん!それで、半年間私のそばにいてくれたんだ」
「へぇー!オレも凶暴な動物から助けてもらったんだ」
あれから私達四人はホテルを出て、近くの公共施設に到着した。
なんと、昔私を助けてくれた人……カイトにゴンも出会っていることが判明。
しかも、カイトが追っていたジンって人がゴンの父親ってことも判明。
なんなのこの子すごい!!!!
パソコンのある場所へ着くと、クラピカがハンターライセンスで電脳ページを開く。
すると、ククルーマウンテンはパドキア共和国という国にあるらしい。
「飛行船で3日といったところだな。出発はいつにする?」
「「「今日のうち!!」」」
「了解、チケットを予約する」
そのあと、ゴンの要望でジンを検索してみることになった。
だけど………
調べるとパソコンの画面には、極秘指定人物の文字が。
「どういうことだこいつは?」
レオリオがクラピカに聞く。
「電脳ページ上での彼に対するあらゆる情報交換が禁止されているんだ。電脳ネットワークの極秘会員に登録しているんだろう」
クラピカの説明によると、これに個人で加入するためには、一国の大統領クラスの権力と金がひつようらしい。
どんだけ危ない人なんだ!ゴンのお父さんって!
でも、あれから四人分のチケットは取れたので、私達は飛行船でパドキア共和国を目指すことになった。
「待ってろキルア!永遠の友よォォ!!!」
「、黙らないと黙らせるぞ」
「……………」
クラピカに脅される私であった。