第10章 狩りとサバイバルと四次試験
ガブガブガブッ!!!
「いだだだだだっ!!」
「…!!!!!?」
「……!!!」
事態に気づいたレオリオとポンズが、私に噛みつくたくさんの蛇をちぎったりして取る。
「!!……バカ野郎!なんであんなことしたんだ!!」
「………ぅ、いたい。……これが…イタイイタイ……病」
「こんなときにまでふざけていられるお前ってすごいよな」
レオリオはそう言いながらも、私の体を支えてくれていた。
うぅ………でも、正直キツイ……。
全身が痛いし動かない。
さ、最期に……ゴン達の顔を拝んで死にたかった。
「……!?」
あれ?………ゴンがいる、クラピカまで……。
あーあ………もぅ幻覚が見えるようになっちゃったのか………
やば、もう瞼が重た………………
そこで、私の意識は途切れた。