第10章 狩りとサバイバルと四次試験
ピンポンパンポーン♪
『ゼビル島に到着しました!受験生の方は、甲板に出てきてください』
お!到着したぁー!
結構デカイ島だな。
『それでは、第三次試験の通過時間の早い人から順に下船していただきます!滞在期間はちょうど一週間です!』
一週間……ってことは、七日間もゴン達と離れてサバイバルしないといけないのかぁ…。
お風呂くらい入りたいよ。全く。
「はぁあ~……」
思わずため息が。
「」
「…あ、クラピカ」
「もうすぐ下船するのだろう。緊張するのは分かるが、最終試験まであと少しだ。お互い頑張ろう」
そう言って、私の頭をぽんぽんと撫でてくる。
あの、クラピカ……。
私別に緊張してたワケじゃないんだけどな。
このサバイバルが嫌だな~と思ってただけなんだな。
……でも、この状況が美味しすぎるから言わないけどねエエエエエ////////
『それでは、一番の人!あと二分で下船していただきます!』
アナウンスが流れる。
すると、ゴンとキルアがこちらにやって来た。
「、気をつけてね!」
「うん!ありがとう!ゴンも後から頑張って!」
「、暇死にすんなよ」
「キルア、私が暇で死ぬとかなめんなよ。ハリー・〇ッター全巻もってきてんだかんな」
そう言って私はカバンからハリー・〇ッターを出す。
「Σカバン分厚っ!!!お前ホントに何者!!?」
「、頑張れよ!」
絶句しているキルアの隣でレオリオも応援してくれた。
「うん!試験中に会ったらよろしくね!」
私は船の出口に立つ。
『それでは一番の人!スタート!』
島に足を踏み入れる。
さて、サバイバル楽しみますか!
私は森の奥へ入っていった。