• テキストサイズ

えそら狩人【H×H】

第8章 一人と一番とトリックタワー







……あれから何時間も過ぎて、寝たり食べたりを繰り返すうちに、もう試験終了まで五分をきった。

……ここで、ひとつ問題が。


そう、ゴン達が一人も来ていない!!!!


他の受験生は多数見られる。

でも、まだゴン、キルア、クラピカやレオリオ、
一人も来ていないのだ。


『残り三分です』


アナウンスが響く。


ゴゴゴ……


奥の扉が開いた。


「!!…みんな……??」


………じゃなかった。

出てきたのは、今にもフラフラで倒れそうなオッサン。


「フフフ、間に合った………ぜ」


あ、倒れた。
出血もひどいし、死んじゃったのかな。

あと、帽子をかぶった女の子も入ってきた。


「……………まだかな」


『残り一分です』







ゴゴゴ……


「!!!!!」


また、扉が開いた。

そして、そこに立っていたのは……


「ゴン!キルア!クラピカァア!」

「!!」


私は三人に飛び込む。

今度は避けずにちゃんと受け止めてくれた!


「遅いよー!!すごい心配したよ!!!!」

「色々あったんだ。はオレ達よりも早くついたんだね!」

「うん!2日くらい前から待ってたよ!…………あ、あれ?レオリオは?」

「オレならここにいるぜ」


ゴン達より少し遅れて入ってきたのは、レオリオとトンパ。


「レオリオォォオ!良かったぁあ!みんなそろってて」

「おう!ゴンのおかげさ!」


話を聞くと…どうやら仲間割れが起こっているなかでも、ゴンが五人で脱出する方法を考え、無事に一階まで辿り着くことができたらしい。

やっぱゴンってすごいんだね!


『タイムアップ!!第三次試験通過人数26名!!(内一名死亡)』


こうして、私達は無事に三次試験をクリアした。
/ 252ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp