第27章 ヨークシンと情報とお金稼ぎ
ゴンとキルアのいる方まで来ると、二人はまだ作業をしていた。
「ゴーン、キールアー!」
「おっ、!!」
お前すげーな!と振り向いてきたのはキルア。
「どーやってこんなに稼いだんだよ。いま確認してすっげぇ驚いたぜ??」
「おぉっ?見ちゃった?これ実は…」
「すごいね!!」
「ありがとゴン!でね、これ実は、」
「おっしゃ、オレ達も負けてらんねぇぞゴン!!」
「そうだね!以上に稼がなきゃ!!」
「うん、もぅいいわ」
全く聞いてくれないよこの子達!!
まぁ、シャルのことはまたあとで説明しよう。
それにしても………
「おなか空いたぁ~…」
そういえばお昼もそんなに食べてなかったからなぁ。
「どっかで休んでこいよ」
「え?」
唐突にしゃべりだすキルアにビビる私。
「お前のことだからなんも食ってねーんだろ?」
当たってる!!
「うん、そーだけど2人は…」
「オレ達はまだまだ大丈夫だから。なんか食って休んでこい」
パソコンに顔を向けたまま話すキルア。
…………え?これって心配されてる?
心配されてるっ!!?
「な、なんか最近キルア優しくて変な感じだよ」
「倒れたら荷物になるからな」
「おいっ!!!」
荷物呼ばわりかい!!
…まぁでも、ほんとにおなか空いたし何か食べてこようかな。
「じゃあお言葉に甘えて、ちょっと休んでくるね」
「おう。終わったら連絡する」
「うん!じゃ、またあとで!」