第22章 再戦と上達と完全勝利
闘技場を出て待っていると、キルアがこちらに歩いてきた。
「ナイスキルア!」
「かっこよかったぞキルアァア!!」
「おう!次はゴンの番だぜ」
キルアの髪の毛を見ると、まだ電流が残ってるのか逆立っている。
うっはー!触りたい!
とゆーことでモフモフモフモフ触ってたら、首をガッと掴まれた。
「ぐえぇっ」
「さっきのはオレ以外じゃできない勝ち方だからな。あの電気ムチは一度でもくらったら、いくらお前でも気ィ失っちゃうぜ」
「大丈夫、手は考えた」
「ちょ、私は無視ですか」
「観ながらちゃんと戦ってたか……やっぱりお前も実戦派だ」
「おい聞け!そして手を離せ!」
そして、6日後。
あっという間にゴンVSリールベルト戦の日になる。
キルアと並んで見ていたけど、これがまた普通にゴンの圧勝!
え?試合状況が適当すぎる?
いやいやだって、ほんとにあっという間だったんだもん!
そして、キルアと一緒に闘技場の外で待っているとゴンが笑顔でやって来た。
え、すごい笑顔。めっちゃかわいい!
何があったんだろ??
「聞いてよ二人とも!ヒソカと戦えることになったんだ!」
おお!だからこんなに笑顔だったんだね!
……でも、相手がヒソカだからなんか複雑だな。
「マジ!?良かったじゃん!」
「えへへ、でもまだ戦わないよ。もうちょっと強くなってから」
「ゴン、あいつ変態だから貞操に気をつけてね」
「なに真面目に変な助言してんだおめーはよ!!」
「へぶっ!!」
こうして、ゴンとキルアの試合は無事終了したのであった。