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えそら狩人【H×H】

第19章 訪問とお誘いとお買い物




私はとりあえず部屋に戻り、6つのうち2つの紙袋を持ってゴンの部屋に向かう。



コンコン。



「ほーい……って!?」


出てきたのはキルア。


ふふん、やっぱ仲良いからゴンの部屋にいるよね。

この方が手っ取り早いし助かる。


「誤解を解きにやってまいりました~」




















「…へぇー、じゃあ無理やり連れて行かれてたんだね!」

「そうそうそうなんですよ!」


ゴンとキルアは、私が買ってきたプレミアチョコロボくんを頬張りながら話を聞いてくれた。

他にもキャップとかTシャツとか買ってきたんだけどね。

でも、なんとか誤解は解けたっぽい。

あああ~~良かった!


「つーか、お前少しは気をつけろよな!ヒソカなんて何するかわかんねーぞ」

「いや、だってあれは不可抗力だって!いつのまにか部屋に入ってきてたんだもん」


マジで恐怖だったけどさ!


「でもキルア良かったね。がヒソカと付き合ってなくて」

「え?」

「!!おまっ…ここで言うなよ!!マジでバカだろ!!」

「イタッ!!」


キルアは慌ててゴンに拳骨した。

え?なに?なにがあった?


「どーゆーこと?」

「キルア、ずっとのこと心配してたんだよ。"ヒソカが相手であいつは幸せなのか"とか、"もうすぐお嫁に行っちまうのかな"とか」

「Σ父親か!!!」


なんだその20過ぎた娘に言うような言葉は!!!

でも心配してくれてたんだ!


「う、うるせぇよ!!お前もう帰れ!!」

「いやいや、もっとデレたキルアを聞きたい!!いいでしょゴン!?」

「え、うん…キルアがいいなら」

「良くねぇよ!ぜってーしゃべんなよゴン!!」

「わ、分かった」

「ええええっ!!!しゃべってよゴン!!」

「だぁからお前は帰れっつーの!!!」

「ぐはぁっ!!!」




…こうして無事ゴンとキルアに理解してもらい、なんともいえないデートは終了したのでした。

うん、もう終われ。
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