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えそら狩人【H×H】

第18章 カストロとロリとヒソカ戦



試合が始まるまであと数分。


しかし、私はあることで必死に戦っていたのだ。



…………やばい、こんなときに……






めっちゃトイレ行きたい!


頑張って耐えてきたけどもう無理ィィィイ!!!


「き、キルア!」

「うお!?なんだよ」

「トイレ行ってくる!」

「はぁ!?もう試合始まるぞ!?」

「でも無理もれる!先に試合見てて!!」

「ちょ、おい!!……!!」


もうキルアの声も無視して、私は全力で闘技場の外へ!




トイレって確かこっちだったよね……


通路の角を曲がろうとしたとき、





ドンッ!



「うわっ!」


誰かにぶつかった。

や、やばい!結構強くぶつかっちゃったよ!

急いで起き上がろうとすると、上から手が差しのべられた。


「ちょっと、大丈夫かい?」

「あ、ほんっとにすいません!私は全然大丈夫なんで……………」

「…??」


び、びびび…………美女!!!


手を差しのべてきたのは、整いすぎた顔、和風な格好をしたおねえさんだった。

私はこんな美女にぶつかってしまったのかぁぁあ!


「ご、ごめんなさいぃ!おケガはありませんか!?」

「私は全然平気。あんたの方が心配だよ、倒れちゃったし」

「そんな滅相もない!」




どうしようどうしよう……

私が慌ててると、そのおねえさんは笑いだした。

笑顔が眩しいです!


「あんた面白いね」

「え、えええ!?」

「私はホントに大丈夫だからさ。それよりも、あんた急いでたんじゃないの?」

「!!!」


そうだった!

私トイレに行きたいんだったァァァア!!
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