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えそら狩人【H×H】

第17章 念と洗礼と200階突入!


そう言うと、ヒソカは通路の奥に消えていった。


「……はぁ、疲れたよ私」

「ねぇ、なんでは念を使えることをオレ達に黙ってたの?」


ゴンが私に聞く。

あー、確かに疑問だよね。
ちゃんと説明しないと。


「うん、キルアが聞いてきた時に教えようか迷ったんだけどね。…私も中途半端に念を覚えちゃったから、下手に教えちゃいけないと思ったんだよ」

「へぇ~、そうだったんだ!」

「ウイングさんの言ってた悪い例そのまんまだな」


うっ……言い訳できない。


「てか何でウイングさん分かったんだろ?」

「あのヒソカの殺気のなか一人だけ平気にしてたら誰だって気づくよ」


あ、確かに。


「まぁいいや。とりあえず受付に行こうぜ」











「200階クラスへようこそ!こちらに登録の署名をお願いします」

「キルアパス!」

「しょーがねぇなぁ」


私は紙をキルアに渡す。

いや、だって何回も言うけど読めないんだもの!


「早速参戦の申し込みもなさいますか?」

「え?」


受付のおねえさんの話が長いので要約すると……


1.このクラスでは90日以内に戦闘をしないと登録が抹消されてしまう。

2.戦いたい日にちは自分で決められる。

3.このクラスをクリアするためには10勝が必要。しかし、10勝する前に4敗してしまうと失格。


その後もおねえさんは力説を繰り返してたけど、キルアとゴンは全く興味なし。


「ちょ、聞いてあげようよ二人とも」

「いや、だって興味ねーし。どーするゴン?オレ最上階の秘密分かったからもういいや」

「オレもヒソカと戦えればそれでいい。は?」

「え、私はもともと金稼ぎで来たから…ゴンとキルアに合わせるよ」


もうだいぶお金たまったからね!


ゴンはここで1勝しなければならないので、すぐに参加するみたい。

ゴンが用紙に目をとおしているとき、キルアに肘でつつかれる。


「ん?」

「あそこ見ろよ」


キルアが目を向けた先には、変な影が3つあった。
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