• テキストサイズ

【ハイキュー!】帰ってきた、最強。【男主】

第5章 好敵手



……………気づいた時には手遅れだった。








「「「悠くぅ~ん♡おはよぉ♡」」」

「「「悠先輩っおはよぉございまぁす♡」」」

「やっぱり及川くんよりも銀鏡くんの方が格好いい~♡♡」

「これ、先輩のためにブラウニー焼いたんですぅ♡」





いつのまにか大量の女子に囲まれてしまった俺。

しかもその数はどんどんと増殖していくわけで。






すぐに入ってしまう紳士モードのスイッチ。






「おはよう。みんな。」





優しい笑顔で彼女らに対峙する自分が心底憎い。






もう俺には退路はなさそうだ………








__________!?







背中に刺さる鋭い殺気…………








多分俺も後ろの鬼によって虫の息となるだろう………








ドンマイ。俺………







「自分がモテないからって僻まないで____」
「いや、お、落ち着け、一っ!ふ、不可抗力なん__」





ゴッ、ガツンっ!






「「い"っでぇ~~~~!!!!」」






…………岩泉は本当の鬼だと思う。









こんなやりとりがほぼ毎日繰り広げられるようになることを、このときの俺は気づいていなかった。







恐るべし、女の子。







恐るべし、俺の紳士モード。







そして、何よりも恐ろしい岩泉の顔←






_________Horrible.

/ 263ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp