• テキストサイズ

【ハイキュー!】帰ってきた、最強。【男主】

第2章 凱旋


教師に呼ばれ、教室に入ると女子の黄色い声が轟いていた。





うーん…




歓迎?されるのは嬉しいけど、俺アイドルとかじゃないんスけど…






正直、この手のことには慣れているが、
慣れとうるさいのは別の話。






正直、耳が痛いっす…;






んなこと考えてたら、何かの倒れる音がして、







「………………悠?」






名前を呼ばれて、呼んだであろう人物を見ると、自分のよく知ってる顔で。







「え………徹?」






自分に気づいたことが嬉しかったのか、及川は、パァァァァァっと顔を緩ませると凄い勢いでこちらに走ってきた。






「へ?!ちょ、徹っ!?」





がばっと抱きつかれた時には既に遅し。
涙をぼろぼろ流しながら頭を首元に擦り付けてくる始末。





「うわぁあああん!!悠~!悠~!!!!あ”いだがっだよぉ~~~!!」





鼻水まで垂らしてるよ、こいつ。
イケメンなのに残念すぎんな、これ。女子ひいてるしね。





「おーい、落ち着け、徹。とりあえず、続きは後にしてくれ。頼むから。」





「悠~~~~!!!!」





聞こえてないのか変わらない現状を放っておくことにした俺は、
徹の背中をポンポンと撫でながら、自己紹介をすることにした。






……つか、こいつのせいで俺の印象、どうなるんだ…


女子の何人かは俺と及川見て目輝かせてるし、どーなってんの。ちょっと不安。





「えーと。何か騒がしくてすんません。こいつの幼馴染の銀鏡悠です。一昨日までNYにいましたが、親の都合で帰国しました。どうぞ、よろしくお願いします。」





頭を少し下げると、聞こえてきた拍手。




見渡すと、笑顔の生徒達。

少しホッとし胸を撫で下ろしていると、ふと視線を感じた。





視線の先にいたのは






「一(はじめ)…?」






抱きついてるこいつと同じ、俺の幼馴染である岩泉一の姿。






「おー!転校生がお前って、すげービビッたぜ。」





ニィっと笑う岩泉の笑顔。かわんねーな。


俺も岩泉に笑顔を返すと、教室内に悲鳴があがった。





______Nostalgic face
/ 263ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp