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【ハイキュー!】帰ってきた、最強。【男主】

第8章 開幕



………と、今更になって必死な様子で駆け寄ってきた金田一。






「まっ待ってくださいっ!悠さんっ!俺も悠さんに憧れてますからっ!!」




「……ん。勇太郎もありがとね。」





俺に頭を撫でられ喜ぶ二人に迫り寄るイケメンスマイルは、二人の肩を掴むと小さく何かを呟き、二人の顔を青に染めた。


試合は順当に進み、烏野は危なげなく2セット目も勝ち取ると、無事に駒をひとつ進めた。





分かっていたことではあったが、無事に勝ち進んだことに機嫌をよくすると、岩泉の肩に腕を乗せ、アップをすべくコートへ向かう。





「……やたら機嫌良いじゃねぇか。……試合出れねぇくせに。」





岩泉の失言(←)に俺のこめかみがピクリと動く。





「…あ?一……お前、ソレは言わない約束だろーが。……あー…いい気分だったのに、今のですげぇ萎えた。」





「ははっ悪ぃ悪ぃ!んな、怒んなって。…・・・お前の分まで相棒の俺様がスパイク決めてくっからよ。」





楽しそうに笑う岩泉にじっとりとした視線を向けながら、俺は、はあ、とため息をつく。
すると、お馴染みの及川が飛びついてきたりして、何だかんだいつも通りの騒がしい感じになっていた。



……ただし、以前と異なるのは、そのわいわいとした輪の中に国見が参戦したこと。
そのことに未だに驚いていた俺は、及川に視線を送ると、ムカつく笑顔を返された。





「ふふっ……俺も驚いちゃったけど、良い変化なんだし、いいんじゃなぁい?」




「ま……そーだな。……おーい、英。俺の代わりに出んだから、最低でも15点は決めて来いよ?」





突然の俺からの無茶ブリに、不意をつかれた様子の国見が眼を白黒させて動揺していて。
その様子に俺のS心が刺激された結果、さらに国見を追い詰めることに成功した←




「___っふえ!?え、ちょ、15点て……無理です_____「え?何?聞こえないけど?」……が、頑張ります。」






_____The way which leads to the location of the first.
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