第6章 奇襲
【 菅原side 】
「い、今、影山と日向の速攻を………完璧にブロックしたのか………!?」
その声にさえ驚きが含まれたまま大地が呟いた。
「ん。そう。あのワイドブローまじ凄ぇわ。痺れたよ。本当に神業だな。お前のトス。」
突然の誉め言葉に動揺する影山………と、その横でスゲェスゲェッ、と興奮する日向。
「____っ///!?………あ、あざす」
「スッゲェェエ!!!代表エース半端ねぇっ!!超カッケェ~~~!!もっかい!もっかいやりたいっ!次は決めるっ!」
「いや、次は最後の1点だからなぁ……やっぱり、気持ちよくスパイク決めて終わらしたいからさ。………ごめんね?チビッ子くん。それは、公式戦でうちのメンバーが相手するか_____っぉわっ!?」
気がついたら駆け出していた足は、まっすぐに悠の元へと近づき、その鍛え上げられた肩を掴んでいた。
____Amazing.