第9章 報告の9歩
呆然とする俺にティトス君は
ティトス「なんだ?かかってこないのか?ならば僕から行くまでだ!!」
そう言い
ティトス「ハルハール!」
容赦なく魔法をうってきた
貴方「!!」
反射的に避けるがギリギリだった
貴方「(あっぶねー!本当は戦いたくねーけどまじで殺される!)」
本能的に危険を感じた俺は
スッ
剣をとりだしだ
ダッ
ティトス君に向かって走り出す
そして振り上げた剣を振り下ろす
バチッ
その瞬間ティトス君を包むように
黄色い半透明な膜…ボルグが出現する
貴方「(そーだった!!こいつ魔道師だから純粋な物理攻撃効かないんだ!)」
ティトス「フッ、その程度の攻撃僕には効かないよ」
貴方「チッ(知ってるっつーの!なら)」
俺はティトス君から距離をとる
貴方「スゥー」
精神を統一し剣に神経を注ぐ
貴方「気功剣!」
ティトス「!!」
ダッ
再びティトス君に向かって走り出す
スゥ
貴方「深い 深い森の奥に迷い込んだ
村の娘 色あせた手紙を持って 夜の館に
辿り着く」
脳内でメロディーが流れ出す
歌にあわせて体が動く
さぁ、素敵な舞台の始まりだ