第9章 報告の9歩
ペタペタ
ペタペタ
ペタペタ
ペタペタ
ピタッ
貴方「…どこだここ」
(おかしい、俺はただミュロンとこ行こうとしただけなのに…ん?あれ、前にもこんなことあったよな?あの時はミュロンに…
いや、漫画で見てたよーなやつらに会えるなんて理解してたけど現実味がなくてびっくりしたなぁ)
俺がしみじみとそんなことを
思い出していると
ドン
誰かにぶつかった
貴方「すみません
考え事しちゃって…て…。」
あ、俺もう死ぬのかな…
だって
目の前に…
ティトス「いや、僕の方こそきちんと注意してなかったからお互い様だ」
そう、ティトス君がいるんだもの
可愛いぃ!!
ティトス君の可愛いさに殺られる
ティトス「君、大丈夫か?」
ふと、そんなティトス君の声が聞こえた
貴方「ああ、ごめんね」
(いけねーボーっとしちゃった…ん?そうだ!!いーこと考えた♪)ニヤッ
貴方「ねぇ君、あのさ中庭がどこにあるか知らないかな?」
ああ、俺はなんて愚かな人間だろうか…
でも仕方がない、せっかくティトス君に
会えたんだ。仲良くなってやる!
きっと俺は今までで一番嘘臭く胡散臭い
笑みを浮かべているだろう…。
ティトス「中庭?それならあっちに…ってまさか貴様侵入者か!?」
…え?
シンニュウシャ?
なんで?
ティトス「ここにいるものなら中庭の場所ぐらい簡単に分かる!それがわからないと言うのは無断で侵入してきたものだけだ!!」
貴方「えっ!?ちょ、ちがっ」
ティトス「侵入者め排除してやる!!」
そう言いティトス君は杖を取り出した
嘘…だろ…?