第6章 修行の6歩
まぁ、そんな平和な毎日も長く続けてはいられない。
俺にはしなくちゃいけないことがあるから
トトたちにはまだ言ってないが
俺は次の試合で最後にして
レームを出ようと思っている
トトたちにはいつ言おうか、、、。
そんなことを考えて路地裏を歩いていると
ドン
誰かと、ぶつかった
貴方「あぁ、すいません。ボーッとしちゃってて」
????「あぁ、大丈夫だよ。、、、って、あれ?、君は」
顔をあげると目の前には、ムーさん
ムー「あの時の、、、確かアオバ君だったよな?」
貴方「はい。お久しぶりです」
まだ、ムーさん俺のこと男だと思ってんだな。いや、トトたちもか。
そんなことを考えているとムーさんが
ムー「そういえばまだ、自己紹介をしてなかったな。俺はムー・アレキウス。ファナリス兵団の団長をしている」
っと、半年越しの自己紹介をした。
はい、知ってます!
とは言えないので
貴方「そうなんですか団長さん何ですね!では、僕も改めて自己紹介をしますね!僕はアオバ、闘技場で剣闘士をしています」
ムー「あぁ、話はよく聞くよ」
ムーさんは一息ついて
ムー「歌いながら戦う姿は舞の如く。ついた異名は[歌う剣豪]、、、だったかな?」
と、俺につけられた不思議な異名を一字一句間違えずにいい放った
貴方「なんで、、、それを」
今の、俺の顔は柄にもなく真っ赤だろう。
(誰だ、俺にネーミングセンスのない異名をつけたのは。
今すぐ出てこい、さばいてやる。)