第4章 成長の4歩
俺はハッとして
貴方「大丈夫ですよ。すいませんボーッとしてしまって」
と、癖で笑顔を造って言った
ミュロン「大丈夫なら別にいいのだ。でもお前何でこんなところにいるのだ?」
貴方「お恥ずかしながら、お腹が空いてしまって。でも、食べ物を買うお金もなくてそれに、宿にも泊まれなくて途方にくれていました」
ミュロン「そうだったのか」
と呟いて、なにやら考え事をはじめたミュロンちゃん。なにを考えてるんだろう?と思った矢先、彼女は口を開いた
ミュロン「なら僕についてくるのだ」
それだけ言い突然俺の腕をつかみ走り出す少女。だか一般人の俺が最強の戦闘民族
ファナリスの足について行けるわけもなく
引きずられるようにして彼女に行き先もわからぬまま連れていかれた
〜????side〜
ミュロンがいなくなったため
ミュロンを探しに町へ出ていた
ミュロンはたまに突然出掛けるのだか大抵何かやらかすため、俺が迎えにいくのだが毎回、女性たちに囲まれてしまう。
今日も女性たちに囲まれていたのだが
ふと視線をあげると、目の前を赤髪の少年を引きずって走って行くミュロンが見えた
マズイ
ただその言葉だけが浮かんだ
俺は、周りの女性をかわして
ミュロンの行った方向に走って行った
今回は、何をしたんだミュロン
俺は少年の無事を祈って走るばかりだった