• テキストサイズ

【マギ】ジャーファルさんに愛されて。

第9章 【日常】※脱線します


笑顔で詰め寄り、胸ぐらを掴んでグッと引き寄せて投げ飛ばす。

「アンタ、もう大人なんだから少し頑張れよ!!」
「先輩に向かってなんだお前っ」
「シャル先輩、少しは体を労りましょう!! 酒に毒されていくシャル先輩をみていると…辛くて辛くて!!」

シャル先輩と大乱闘を起こした後、私用の鍛練場に行き、影を出す。
今取り組んでいるのは、影に物体を引きずり込む技。

「……あっ、失敗した!!」


(練習して今日で3ヵ月…、まったく上達しないっ!!)

何故?!と考え込んで夜を迎え、主の部屋に行って就寝を告げる。

「主、私もう寝ますね」
「…………」

返事がなく、また書類に埋もれているのかと彼を探し始める。

案の定、彼を手首だけしか見えない状態で発見した。

(はぁ〜……)

手の甲をトントンと叩こうとした瞬間、動かなかった手がいきなり私の手首を掴んで引いた。
突然の出来事に声も出ず、そのまま床に倒れる。
「ふふ」と含み笑いが書類から聞こえた。

「あ、主…?」
「シェリルは温かいですね、…私は寒いです」
「そんな所に寝てたらそりゃ寒いですよ!! ベッド行きますよっ」

彼を書類から引きずり出し、ブレスでベッドに移動した。
/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp