第7章 【あなたを想い…。】※詩みたいな感じ
あなたが好きです。
無邪気な笑顔も、
純粋無垢なその泣き顔も。
その背中に背負っているものは一体何ですか。
時々、窓の外を眺めて悲しい顔をするのはなぜ…?
契約することで…あなたを側に置けるのなら……、
私は一生縛り続ける。
誰にも渡さない、触れさせない…。
(たとえそれがシンだったとしても…、私は……)
───暴走する独占欲と…
私以外の人と笑わないで、話さないで。
(あなたの目に映るのは、私だけで十分だ)
───一人歩きする狂愛…。
鎖で縛り付けて部屋に閉じ込めてしまいたい。
言うことを聞かない、できの悪い従者には…
体に、泣くほど…痛いほど『私』を刻み付ける。
許しを乞いても止めたりしない、私が満足するまで。
血で染まった姿だって、鮮やかで…綺麗で、愛しいと思う。
シェリルは私のモノ。
誰かに渡るようなことがあるなら、私が…
*します。