• テキストサイズ

私もキセキを倒します!【黒子のバスケ】

第6章 マジっすか…。


黒子の視線誘導のおかげで攻撃のバリエーションが増え、誠凛の追い上げに拍車がかかる。


第2・3Q丸々20分引っ込んでいたから、元の影の薄さに戻っているのだ。


気づけばもう、80対82。


そして、


シュッ


日向先輩がシュートを決め、82対82。


海常「同点だぁー⁉」


海常「誠凛、ついに追いついた‼」









ピリッ


え、急に場の空気が…⁉


ドキュ


さっきまでとは全然違う空気を纏った黄瀬君が、黒子を軽々と抜かした。


私は素早く彼の前で構える。


第1Qで火神とやったように、抜かされた黒子がバックチップでボールを奪う作戦であったが、それもかわされてしまった。


真琴「え…⁉」


黒子のバックチップを避けられてしまったことに、私を含めた誠凛メンバーは驚きを隠せない。


黄瀬君はそんな一瞬を逃さず、私の横をすり抜け、そのままダンクシュートを決めてしまった。


黄瀬「オレは負けねぇスよ。
黒子っちにも、アンタにも。」


真琴「くそっ…。」


第4Qで同点という窮地に立たされて、更に強くなっていく黄瀬君。


黒子のあの攻撃ももうダメだろう。










負けたくない…。


もっと、もっと速く…。









/ 108ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp